DV男に根負けして結婚して、最低最悪の結婚生活と離婚を経験しました

私の人生の中で一番の失敗は、DV男と結婚してしまったことです。

20歳当時、学生だった私は、あるときナンパされました。
はじめは優しい男性、というかやや気の弱そうな感じだったのですが、交際が進むにつれて横柄な態度を取るようになり、非常に嫉妬深く、今にして思えば、ドメスティックバイオレンス男の典型のような人でした。

ただ、25年以上前の話ですから、「DV」や「ストーカー」という言葉自体ほとんど知られておらず、自分から別れを切り出してから、彼が一気に豹変してストーカーまがいの行為をされていた事を、誰にも相談できませんでした。有名な桶川ストーカー事件の前の話なので、警察に相談することも思い付きませんでした。因みに当時の住所が近所で、まるで人ごととは思えませんでした。

彼は、学校の授業が終わる時間になると、毎日アパートの前で私を待ち構えていて、何時間遅くなろうともずっとドアのところに佇んでいるのです。
下にはタバコの吸い殻が山のように落ちていて、遅くなったことを大声で咎め、近所迷惑なので中に入れざるを得ませんでした。
そうかと思うと、「お前が好きだ」と一日に100回以上も言い続けたこともあります。

段々怖くなってしまった私は、とうとう根負けして結婚することに承諾しました。
もうとっくに好きではなかったけど、何だか自分が居ないと、この人は駄目になってしまうような気がして可愛そうに思えたのです。
実に馬鹿な私ですね。

そして、彼と結婚したのが最大の失敗で、殴る蹴るの大げんかはしょっちゅうのお決まりのパターンでした。
それでも、たまに優しくなる彼に、「いつか変わってくれる」とはかない夢をみるのでした。

とうとう、数年間耐えた後、ドメスティックバイオレンスで悩んでいる女性のためのシェルターに、着の身着ひとつで逃げ込みました。
買い物に行くと嘘をついて、市役所の女性相談に行ったのです。
シェルターは、何処にあるかや電話番号なども極秘で、外部からの連絡は一切受け付けてくれないので、こちらから彼に連絡をしない限り別れられます。

その後、数ヶ月、同じ様な仲間とシェルターで生活して、身の回りの最低限のリサイクル品を支給して貰って、アパートを探して自活しました。
最終的には弁護士を立てて離婚できたから良かったのですが、本当にもう懲り懲りでした。